犬と猫

犬を飼ってる人必見!フィラリアに注意!

犬を飼っていると注意が必要な寄生虫があります。
犬には色々な寄生虫のリスクを抱えていますが、生命にもかかわる事態に発展する可能性がある犬フィラリアについては特に警戒する必要があります。
犬フィラリアとは蚊を媒介して吸血の際に犬の体内に侵入するものです。
成体では細長い線虫状になっていますが、最初にたどり着くことになるのは、犬の心臓やその周辺の大血管です。
中でも寄生する傾向が強いのは右心室や右心房と肺動脈です。

フィラリアの疑いがある犬心臓などの循環器系のなかでもこの部分は、呼吸で取り込んだ酸素豊富な血液を全身の細胞に循環させる機能を担っている部分です。
犬フィラリアは幼虫が肺動脈や右心系に寄生しても感染後数年間ほどは症状もなく経過していきます。
ところが幼虫が成長して成虫になると血管内部で紐がからまりあったような状態になっていきます。
そのおかげで体内で酸素が豊富な血液循環をする機能に支障が出るので心不全の症状を呈するようになるのです。

初期症状は元気がない・散歩に出るのを嫌がる程度なので、得てして老化と混同されて放置されていることが良くあります。
末期になると肝臓や腎臓などの臓器にも支障がでて、腹水や四肢のむくみなどの症状も観察されるようになり衰弱が進行していきます。

フィラリアには幼虫も成虫も駆除できる治療薬がありますが、フィラリアの死骸が肺動脈などの大血管を閉塞してしまい突然死するリスクがあります。
外科的にカンシを利用して肺動脈などから摘出する治療も緊急的に実施される場合もあるものの、技術的に難しく衰弱した犬では適用できないこともあります。
フィラリアは感染すると治療が難しいので、予防して発症させないことが一番の対策です。

蚊を媒介する寄生虫感染症ですがワクチンは開発されていないので、治療薬を予防的に投与することになります。
ワクチンのように体内に抗体ができるわけではないので、フィラリアを媒介する蚊が活発になる夏場とその前後のシーズンに定期的に予防の為に薬を使用することが必要です。
予防するための治療薬には塗るタイプから服用させる錠剤・注射など様々なバリエーションがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあり相応の料金も必要です。
しかしフィラリアを発症した後の転帰は芳しいものではないので、ある程度の料金がかかっても毎年忘れることなく実践することが重要です。
屋外でかっている場合はもちろん、屋内で飼っている犬でも蚊に刺されるリスクが存在するので飼育スタイルにかかわらず予防することが必要です。
フィラリアの薬を通販サイトで買うこともできるので蚊の多いシーズンは常備しておくと良いでしょう。
いざという時に強い味方になってくれるはずです。

おすすめ記事